第一事業部・部長/2006年入社 井上弘理

アルバイト時代からみんなの兄貴分だったとか。

井上さん(以下(井))ヤマヒロでアルバイトを始めたのが18歳。車の改造に興味があって学生の時に。当時はけっこうやんちゃしていましたが(笑)、とにかく車が大好きでバイトも楽しくてね、一生懸命やっていましたよ。アルバイトだったけど、店長と一緒にクルー20人くらいをまとめて引っ張っていく感じでしたね。

クルーとして入社して6年で一度退社。後に再びヤマヒロへ中途入社したそうですね?

(井)当時の店長と大喧嘩しまして(笑)。啖呵をきって飛び出したんです。それで他社で働いて3年くらい経った頃、店長が「戻ってきてくれ」と謝りに来た。驚いたけど、ヤマヒロでの仕事は楽しくて、大好きな職場だったし、何より新店舗を一緒に回した店長の頼み。出戻りしてバリバリやってやろう、と野心を燃やしました。「やるからには店長より偉くなってやるぞ」と(笑)。

初めて店長職に就いた2011年、32歳。数年後、立候補制だった新店舗の店長に自ら名乗りを上げます。

(井)はい、近くに強力な競合店があり、売り上げを上げるのが大変な店舗で。徹底的に他店をリサーチして価格を合わせ、お客様対応の良さを売りに丁寧なサービスとスタッフ力で勝負しました。とにかく数字を出すために死に物狂いでしたよ。人生、“覚悟を決めなきゃいけない時”ってあるでしょう。そこを超えたから今があると思っています。

売り上げでは全国トップクラスを記録。成果を評価され、優秀社員賞を受賞。勝因は何だったと思いますか?

(井)「声かけをしない」と決めたことですね。私はいわゆる “押し売り” が好きではなくて。それを部下にやらせるのが嫌だった。 “押し売り”時代、一生懸命声はかけるけど売れなくてへこんでいる部下の姿を見て「このスタイルが良くないんだ」と思ったんです。それで社長に「1年後には絶対売り上げを上げてみせる」と宣言して。そう決めたときには相当な覚悟がいりましたけど、声かけをやめると徐々にお客様が増えていったんです。

そうしたチャレンジの結果を残すコツとは?

(井)まず、成功のイメージを描き続けること。そのために圧倒的な努力をする。自分の中で「いつまでに●●になっていたい」と具体的な目標を設定し、そのためにいま足りないことを考えるんです。そのとき大切なのは、誰かと比べてその人と同じことをするのではなく、自分の“好き”や“得意”なことをガツンと伸ばし、その部分で勝負すること。…それと意外と私、臆病な面もあって。失敗しないためにはどうしたらいいか、こっちがダメならこっちというリスクヘッジも、しっかりと考えています。仮に高い目標であっても、壁を壁と感じないようにするために、そういった意識の持ち方も大事かもしれません。

従来のやり方を次々に刷新していく井上さん。そのモチベーションはどこから?

(井)周りのスタッフですね。初めて店長になった時、ある程度数字をあげてもそこから伸び悩み、ついには限界を感じたことがありました。それまでは自分でなんとかしようと頑張ればなんとかなってきたものだから、空回りしてしまって。そんなとき突破口を開いてくれたのが、共に働く仲間でした。ひとりで突っ走ろうとする自分に、「一緒に目標を達成しましょう」と寄り添ってくれた。良い成績が出たときには、本当に自分のことのように喜んでくれて。数字が安定してからも、「まだまだいきましょう!」と煽ってくれたのも彼らでした。自分ひとりだったら、途中で成長が止まってしまっていたと思います。

井上さんは人望の厚いことでも知られています。

(井)母に女手ひとつで育てられたこともあり、私は家族、仲間を大事にしたい気持ちがもともと強く、部下も家族のように思っています。だから、自分と一緒に働きたいと言ってくれる社員たちを、絶対に守りたい。そのためにも、上に立つ人間として、部下や後輩の話をしっかり聞くことが大切ですね。

井上さんにとってのヤマヒロのよさとは?

(井)昔からヤマヒロは、お客様はもちろん働くスタッフを大切にするスタンスで、その誠実さこそがこの会社の強みでしょう。それはこれからも、ずっと変わらない。そして現在の山口社長になってからは、業界の一歩先、二歩先をリードする……どころか、たぶん本人はゆうに十歩先くらいを考えている、業界でも一目置かれるだいぶ変わった逸材です(笑)。学ぶこともまだまだたくさんあるし、山口さんとこの先の景色を一緒に見られることも、私にとっては大きな魅力です。

この先、井上さんご自身の目標は?

(井)38歳で幹部になって早3年。車の販売や整備など、現在の現場での仕事を極め、あと2年で本部長を目指したいです。今の立ち位置で満足すると成長できないですから、常に上の立場でものを見て仕事をしていければと。直近の仕事で言うと、「商品中心」から「お客様中心」の価値提供を実現する、お客様への「生涯取引理論」を、自分の部門だけでなく全社的に広げていきたいですね。

最後に、未来の仲間にメッセージをください!

(井)ガソリンスタンドと聞いて、“スタンドのあんちゃん”のイメージを思い浮かべる人も多いと思います。でもヤマヒロは、給油にとどまらない “トータル・カーライフ・サポート” を提供する「サービスステーション」。つまり、お客様の求める価値を提供していく会社です。そのために新しいサービスや車検、整備、販売などを専業とする店舗も増やしてきています。従来のスタンドのイメージは、捨ててもらって大丈夫。「何かしたい」という想いさえあれば、入ってから自分のやりたいことを求めていけるよう、しっかりとサポートしますよ!

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